活動紹介

弁当配りについて

 「体調はどうですか?」「困ったことがあったら言ってくださいね。」と弱者に声をかけ寄り添うことが何よりも求められています。弁当は彼らと言葉を交わし続ける一つのきっかけにすぎません。

 木曜日夜に出会う長崎市の路上生活者は50代後半から70代前半までの人が殆どです。働きたいと思っても高齢や対人関係から仕事をすることができない、借金がある、家があっても自分の居場所がない等、様々な理由から、けだるい暑さの中、厳しい寒さの中、話し相手もなく独り孤独に路上で夜を過ごさなければならない人たちです。

 そのような彼らが自立して行く上でいくらかの手助け、支援になればといつも願いながら、木曜日夜の弁当配りを毎週欠かさず行っています。

 長崎市中心部、東長崎及び大村方面のまだ限られた地域ですが、路上で暮らす人たちへの支援活動を行っています。「長崎にもホームレスの人がいるのですか」という質問を時々受けますが、本会は、世界同時不況に陥ったリーマン・ショックの翌年2009年に設立以来、これまでに100人以上を支えてきました。

 

2019年10月の長崎新聞掲載の記事をご覧ください。

https://this.kiji.is/559392525153944673

【路上生活者の声を聞き10年 困窮者に「終わりない」伴走】

長崎ホームレスを支援する会

 

弁当づくり・弁当配り

木曜に手渡しているお弁当は会員(協力者)の手作り弁当です。弁当配りは市内ほか数か所で実施しています。

自立支援活動

生活面、健康面での相談を受けて助言や必要な情報を伝える自立支援を行っています。アパートに入居された後の生活向上に向けての各種支援も行っています。

他団体との連携など

セレニティー12江川館(自立支援施設)、聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ教会(慈善団体)、生活協同組合(グリーンコープ長崎)などの民間団体や市・県の関係機関。