弁当配りについて
「体調はどうですか?」「困ったことがあったら言ってくださいね。」と弱者に声をかけ寄り添うことが何よりも求められています。弁当は彼らと言葉を交わし続ける一つのきっかけにすぎません。
木曜日夜に出会う長崎市の路上生活者は50代後半から70代前半までの人が殆どです。働きたいと思っても高齢や対人関係から仕事をすることができない、借金がある、家があっても自分の居場所がない等、様々な理由から、けだるい暑さの中、厳しい寒さの中、話し相手もなく独り孤独に路上で夜を過ごさなければならない人たちです。
そのような彼らが自立して行く上でいくらかの手助け、支援になればといつも願いながら、木曜日夜の弁当配りを毎週欠かさず行っています。